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転んでも起きればいい〜「骨粗鬆症=寝たきり」という誤解〜

骨粗鬆症で骨折を起して、寝たきりになる…と思われていませんか?

誤解その1「骨の量が減ることが骨粗鬆症」

骨粗鬆症は骨が減って、もろくなり、骨折を起こしやすい状態なのですが、骨の量が減っているからといって、骨粗鬆症ではありません。骨は健康な人でも閉経の影響および加齢と共に徐々に減少します。そのため、骨の量が若い頃比べて減っているからといって、はじめから骨粗鬆症ということはありません。


誤解その2「骨がもろくなると大腿骨頸部骨折を起こす」

骨がそれほど減少していないにも関らず、転倒することによって骨折を起こす場合があります。特に足の付け根の骨は「転倒」を起こさないと骨折しません。従って、骨がもろくなると骨折を起こすというのは間違いです。骨がもろくなってしまった場合には、治療するとともに、いかにして転倒を予防するかということが重要になります。

人が転ぶというのは人間の調節機能全体の衰えが原因なので、骨、筋肉などと一部分をとらえるのではなく、全身への働きかけが必要です。



誤解その3「高齢者の骨折は治らない」

高齢者の骨折は治らない…と言われています。高齢者が骨折した場合、手術はかわいそうだと手術がなされなかったり、手術後にリハビリが行われなかったりすることがしばしばあります。高齢者の骨折が治らないほんとうの問題は、そのまま寝かせておいて、すでにあった他の病気(糖尿病や高血圧症など)の状態が悪化することにあります。

若い人に比べてたしかに治りは遅いと言われています。しかし、脊椎の骨折を起こした場合には安静にしておき、その後、早期に離床することによって治すことができます。

足を骨折した場合でも、手術をした後に、早いうちからリハビリテーションを行うことで、退院して再び歩くことができるようになります。そのため骨折を起こした後の対処方法で、高齢者でも骨折は治るのです。
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