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転倒を予防する > 高齢者の骨折の特徴

高齢者の骨折の特徴

※雑誌「暮しの手帖」の読者で転倒に関するアンケートの協力に同意の得られた方を対象に調査を行いました。282名の方々にアンケートの協力を頂きました。

転倒すると必ず骨折するのでしょうか?

転倒後の状態転倒や転落した場合、「骨折」は43%におこっています。次いで、「打撲」31%、「切創・擦過創」16%、「捻挫」5%、「筋・靭帯損傷」3%となっています。骨折の他にも、転倒によって一時的に歩きにくくなるような傷害が起こることがわかります。

高齢者の骨折の特徴

高齢者の骨折には子供や若い人の骨折とは異なる特徴があります。高齢者では骨粗鬆症や骨量が減少している状態であるため、わずかな外力でも骨折を起こしやすい状態になっていることからも骨折の違いが予測されます。
特徴1:

高齢者の骨折を起こしやすい場所がある。
若い人では、骨折しやすい部位について特定できませんが、高齢者では、手首、股関節部、脊椎、肩関節部などが代表的です。これは転倒によってわずかな外力で骨折を起こしやすい部位と一致しています。

特徴2: 局部の症状が軽い。
若い人が骨折する場合には強い外力を受けて太くて強い筋肉が断列するため骨折の端と端が大きくずれる結果、局部の強い痛み、腫れ、皮下出血が生じ、骨折部位がはっきりわかるような症状をしめします。しかし高齢者では、わずかな外力で骨折を生じるため、また骨についている筋肉も細くて弱いため、骨折の端のズレが少ないため、結果として動かしてもそれほど痛くなく、骨折部位の症状が軽いのが高齢者の特徴です。
特徴3: 骨折の治りが遅い。
高齢者の骨折では子供の骨折とは異なり自家矯正能力が乏しいため骨折が治るのに時間を要することが多いのです。また、血流の少ないところの骨折(足の付け根、上腕部の上部など)はさらに時間がかかる要因になります。
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