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ビタミンDは皮膚でつくられる!

ビタミンDの種類

皮膚での紫外線照射によるビタミンDの生合成ビタミンDはビタミンD2〜D7まであり、そのうち効果があるのはビタミンD2とビタミンD3です。魚類や卵類などの動物性食品に含まれるのはビタミンD3で、きのこ類はビタミンD2と言われています。

さて、皮膚でつくられるのは?
皮膚にはデヒドロコレステロ−ル(7-DHC)すなわちプロビタミンD3(ビタミンDの前の物質)が多量にあり、紫外線によってビタミンD3に転換されます。その後、肝臓で25(OH)Dに代謝され、血液中を循環しています。そのため血液中の25(OH)D濃度はビタミンDの栄養状態のよい指標となります。


ビタミンD産生の季節変動

皮膚で紫外線によってビタミンDがつくられることから日光中の紫外線量と相関し、ビタミンDは、夏に多くでき冬は少ないという季節変動を示します。また、北半球の高緯度地域では冬季にオゾン層で紫外線が吸収されるため、地表面に到達する紫外線が減少し、ビタミンDの合成が低下することが示されています。
日光中の紫外線の最大量と月間
(監修 / 和田誠基先生:埼玉医科大学第四内科学講師)


日照とビタミンDの関係

カルシウムやビタミンDの摂取不足が高齢者の骨粗鬆症や骨折の原因になることが知られています。

ビタミンD欠乏症の病態 欧米では、日光照射の不足に加えて、高齢者は家にこもりがちでカルシウムやビタミンD摂取量が低くなる傾向が強いため、若い人の2〜3倍量のビタミンDを摂ることがすすめられています。

日本では高齢者と若年者でビタミンD摂取量の基準に差はありませんが、外出が少ない高齢者の場合には皮膚で産生されるビタミンDが少ないため、ビタミンD不足についても注目されるようになってきました。

日光浴は、夏なら木陰で30分、冬なら顔や手に太陽を当てて1時間も歩けば十分と言われています。戸外で日光に浴びることは運動にもつながりますし、食欲増進にも役立ちます。


(監修 / 池田恭治先生:国立長寿医療センター老年病研究部長)
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