70代の女性です。昨年8月に骨粗しょう症と診断されました。始めは満足に歩けないほどでしたが、今は1時間ほど歩いても痛みを感じなくなりました。しかし夕方になると腹の張りがひどく毎日が憂鬱です。今はカルシトニンの注射を週2回、痛み止めの内服薬を飲んでいますが、この治療法でいいのでしょうか。
痛みのために歩けなかったほどの骨粗しょう症の症状を週1回のカルシトニン注射と内服薬の治療したところ、約半年後の現在は骨粗しょう症の症状は改善したものの、夕方になると腹の張りが強いといった70歳女性のご質問です。これに対して、今までの治療はうまくいっていたものと断言できます。
腹の張りは骨粗しょう症によって背中、腰が丸くなり腹部の体積が縮小することで前方へ張り出してくるためであると思われます。これに効果的な治療法は少ないのですが、両手で壁を押したり、リュックサックを低い位置で背負うなどすると、背中の丸みが少しでも改善できます。そのことで腹の張りが治まることがありますので、試してください。
骨粗しょう症による痛みが少なくなって半年間がたった今、かかりつけの先生は痛み止めの薬やカルシトニン注射を変更されるかもしれません。これらの点についてはかかりつけの先生にお任せし、またよく相談してください。
( 監修 / 林先生:東京都リハビリテーション病院院長 )