60代の母について質問いたします。50代頃の検診で骨粗しょう症を指摘され(骨量が少ない、とのことでした)、自宅でカルシウムなどのサプリメントを利用しています。また、20代後半に、甲状腺機能亢進症で、甲状腺全的術をうけ、チラージンを内服しています。50代後半頃より、右手親指の付け根を中心に、右手全体に可動時の疼痛を感じるようになりました。ひどい時はちょっと触っても痛がり、箸を持つのも大変そうです。自動的にも、他動的にも、動かせば痛いそうです。しかし、一度痛みが治まると、全然何事もなかったように動かせるそうです。
女性、50歳代後半から右親指を中心に右手全体が非常に痛み、それが完全に消失することもある。温めると楽になるとのことですが、これは骨粗しょう症とは無関係です。おそらく右の親指を使いすぎて軟骨が擦り減っているのではないかと考えます。中高年者で膝の軟骨の減る病気がありますが、それが手を使いすぎたことにより親指に生じたものと考えます。なぜだか分かりませんが、甲状腺の病気の方に手の関節の病気が出やすいのも事実です。痛みの強い時はできるだけ安静に保ち、外用薬や内服薬で痛み止めの薬を服用してください。温泉などで温めるのはよいですし、痛みのない時は別のほうの手の力を借りてでも動かすのはよい方法と考えます。
( 監修 / 林先生:東京都リハビリテーション病院院長 )