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骨と体のQ&A
質問
肝炎のために「ウルソ」を飲んでいます。骨粗しょう症を起こしやすいと聞きましたが……?
答え
カルシウムを骨に取り込んだり、骨代謝を正常に保つために働くホルモンとして活性型ビタミンD3があります。慢性肝炎や肝硬変を起こした場合、ビタミンDの代謝がスムーズにゆかず、最終的に活性型ビタミンD3が不足して骨量が下がりやすいのではないかという意見があります。私はそういう意見にはあまり同意できません。実際に骨量を測ってみるか腰椎のレントゲン写真を撮影してみる方が良いと思います。本当に、肝炎のために、あるいはウルソを飲んでいるために骨粗しょう症になっていくのか。あるいは閉経後または老人性の骨粗しょう症になっているのか。また痩せているから骨量が低いのか……そういう鑑別が非常に重要になってきます。慢性肝炎というのはコントロールを続けなければならない病気です。その治療は今後も続けていただいて、そのなかで骨量が減ったり、骨折しやすい状況であればどうすることが一番良いかを考えて、食事療法や運動または必要に応じて薬物療法をとりいれていくと良いのではないかと思います。
( 監修 / 和田誠基先生:城西国際大学薬学部臨床医学講座 )
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