左膝を捻挫、その炎症が酷かったので筋肉と骨萎縮を起こして、2年、リハビリ中です。通常の骨密度測定では年齢の105%ありますが、局部的な骨萎縮に効く薬はありますか?
質問者は膝を捻挫しただけなのに強い痛みが2年間も続き、膝周辺の筋肉や骨が衰え、全身の骨は強いが局所の骨が弱いといった病態のようで、それは外傷後に発生した反射性交感神経性ディストロフィーと考えます。反射性交感神経性ディストロフィーで発生した局所的な骨萎縮に対し、ビスホスホネート製剤が有効であるとの報告がありま。また、反射性交感神経性ディストロフィーに対しては、温熱療法や運動療法などのリハビリテーションの技法を用いますと、ゆっくりと治っていく可能性があります。最近、麻酔科の先生方は交感神経ブロックをして、良好な治療成績を挙げたとも報告しておられます。薬やリハビリテーションで十分な効果がみられない場合は、麻酔科を受診されて、交感神経ブロックの適応となるかどうかをご相談してください。
( 監修 / 林先生:東京都リハビリテーション病院院長 )