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骨と体のQ&A
質問
75歳女性です。昨年11月に脊椎間狭窄症と椎甲板ヘルニアの手術を受け、リハビリを続け、今年5月に術後半年目の検診をうけました。順調に回復していたのですが、7月ごろになって、背中から腰にかけて、寝返りができないくらいに痛み、診察を受けると圧迫骨折とのことでした。現在は、コルセットをつけて、家で安静を保ち、徐々に楽になっていますが、また、腰、背中がにぶい痛みがあり困っています。どのようにすればよいのでしょう。
答え
腰部脊柱管狭窄症と腰部椎間板ヘルニアの術後8ヶ月目になって一時的に強い腰背部痛が生じたが、今は治まっているといった75歳の女性の方のご質問です。
背中から腰にかけての強い痛みが弱くなっている、足に痺れや筋力の低下がない、75歳女性である、まだ手術の後1年間も経っていない、などから推定いたしますと骨粗鬆症も合併していて背骨・腰骨のどれかが潰れて一時的な強い痛みが生じたのではないかと考えます。手術後の経過もよく順調に体力が回復して日常の活動性が上がりますと以前の手術前・手術後の安静気味の生活で弱くなっていた脊椎が活動に耐えられなくなって潰れたものと推定されます。
この推定を確かめるために背骨以外の部位で骨密度を計測していただき、骨が弱いと診断が付けば骨を強くする薬を処方していただくのがよいと考えます。また自分で、@少しずつ日常の活動量を上げて行きながらA日光に当たる、Bカルシウムの多い食事を摂るなど骨を強くするための日常生活の3原則@?Bを実行してください。背中や腰の痛みが少なくなった状態ではコルセットを徐々にはずして行き、腰骨に軽く負担をかけ始めて骨を強くすることも必要です。
前回の手術の後の経過が順調で1年以上経っていますので、現時点で余りにも腰骨をいたわりすぎますと腰骨はますます弱くなりますので、先生に相談して許可が得られればコルセットを徐々にはずして行き、自分の筋肉でコルセットを作るつもりで筋肉を鍛えてください。
( 監修 / 林先生:東京都リハビリテーション病院院長 )
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