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骨と体のQ&A
質問
50歳代の男性です。階段の昇降時、特に上がるとき右膝の外側が痛みます。その個所を押すだけでも痛みます。湿布は温冷どちらがよいでしょう。歩くことは良いのでしょうか。何か最適な対処法があればお教え願います。
答え
男性でも女性でも50歳代ころになりますと、今までの長い年月の繰り返し使用により膝関節の軟骨が磨り減り、変形性膝関節症となりやすくなります。この病気の最初としては階段の上り下りの際に痛む、動き初めにひざがこわばったように固くなる、正座ができない、といった3つの症状を示します。このことから、質問者の方は変形性膝関節症にかかっておられるものと考えます。
膝関節痛の多くは関節の内側に生じますが、人によっては膝関節の外側に生じ、押すと痛むといったこともあります。変形性膝関節症でも初期の段階では無理をしたときにのみ膝に痛みが生じ、それが数日間続くといった症状を繰り返します。痛むときはお風呂や蒸しタオルで膝を温めますと早く痛みが消失します。医療機関などで処方していただく湿布やクリニックはヒヤッとしますが、これは冷やす効果よりも湿布薬に入っている痛み止めの薬が効果を発揮しますので、湿布薬なら温まるもの、冷やすもの、のいずれを使っても効果があります。
また、太ももの筋肉が強くなれば膝関節痛が和らぎます。したがって、初期の変形性膝関節症では筋力を強くするために歩くのが効果的です。しかし、標準体重より重い人では歩くことによって関節の軟骨を痛めますので、体重を減らす、プール内で歩く、などしてください。いずれも無理、といった場合はいすに座って、または仰向けに休んだ状態で太ももを上げて太ももの前の筋肉を強くする訓練をするのが最適な対処法といえます。
( 監修 / 林先生:東京都リハビリテーション病院院長 )
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