48歳女性です。1年前に閉経しました。先日骨密度を測ったら骨粗しょう症になりかけていると診断されました。閉経が原因で骨量が減少しているような場合、整形外科へ行ってみたほうがいいのか、ホルモン療法をしたほうがいいのかどうなのでしょうか?
質問されている方は骨量減少といった骨粗しょう症の入り口の状態にあると推察いたします。今は軽い骨量減少状態であっても、まだ48歳と若いことから閉経後5年間に骨量が平均15−20%も減少することを考えますと本格的な骨粗しょう症になり易い状態で、いまからの対応が大切といえます。
50歳前後の女性の方でも1日30分の運動と牛乳1日200mlの飲用とを1年間継続することによって骨量を減らさずに済んだといった報告がありますので、まずは多めのカルシウム摂取と毎日30分程度の散歩とを継続することが大切であるといえます。
骨量減少の状態でも50歳以降にちょっとした弾みで骨折をしたことがある、親が大腿骨頸部骨折を受傷した、アルコールを多く飲む、タバコを吸っている、といった場合は骨粗しょう症治療薬によって加療することが望ましいとされています。この際、更年期症状があって、それに対する治療と骨粗しょう症治療とを同時にしてもらいたいといった場合には婦人科でホルモン補充療法を受けるのがよいと思います。更年期症状はないが骨の強さを保ちたいといった場合には整形外科か骨粗しょう症の治療をしておられる婦人科・内科の先生のもとで骨粗しょう症の治療を受けられることをお勧めします。
( 監修 / 林先生:東京都リハビリテーション病院院長 )