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骨と体のQ&A
質問
最近、足の親指の関節のところやその上あたりが歩くと痛くて困っています。?今は病院から痛み止めを服用し、靴の中敷も作ることになっていますが、これ以上痛くなると歩けなくなりそうで、本当に不安です。足の指をボルトで固定する方法もあると病院で聞きましたが、どのように対処すれば良いでしょうか。
答え
私達が立ったり歩いたりする際には足の裏全体を広く床に付けて歩いているのではなく、踵と小指の裏、親指の裏の3点のみを付けていて、大きな力を踵と親指の裏にかけています。そのため、足の親指の付け根の関節は傷みやい部位で、歳を取ったり歩きすぎますと支障が生じがちとなります。関節の痛みはストレスのかかり過ぎによって関節軟骨が磨り減る変形性関節症か、足の裏が前後方向・横方向にアーチを形成して御椀を伏せたような形となるべきところ、アーチが消失して親指が外方向の曲がる外反母趾か、のいずれかによっています。いずれの病気でも軽症の場合は痛み止めの薬を用いたり足底板(中敷)・治療用の靴などによって除痛を図りながら歩いて治すことが出来ます。
しかし、強い外反母趾によって内側方向に突出した関節が赤く腫れている、水疱を形成している、親指が中指の上に乗るような変形をしている、などの場合は手術による治療が選択されます。水疱を切除したり、突出している骨を削ったり、関節を切除したり、腱の付着している部位を変えて外反する力を弱めたり、といろいろな手術方法がありますが、手術方法の1つに関節をボルトで固定して動かなくしてしまう方法もあります。このように沢山の手術方法があるのは足の親指の付け根の痛む原因が多様であり原因を加味した手術方法が必要なことと、手術によっても除痛がなかなか難しいことを暗示しています。質問されている方の痛みにはまずは薬の服用、靴の中敷、それでもだめならば手術により指を固定するといわれたようですが、それは治療の順序を示されただけのようです。また現在のところ中敷を勧められている様子から察して、非常に重症といった状態でもなさそうですので、先の手術のことまで心配しないで今の治療に専念することをお勧め致します。
( 監修 / 林先生:東京都リハビリテーション病院院長 )
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