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骨と体のQ&A
質問
42歳の女性です。ある日の朝、突然、朝目が覚めると手がこわばっていました。グーにしたあと、パーにするとすぐ治るのですが、今まで経験したことがないほどこわばりがあります。昼間起きている時は特に痛みはないのですが、押すと中指と薬指が痛みます。何かの病気でしょうか。
答え
歳を取って膝関節や背骨が老化してきた場合、睡眠後や長い間じっとしていたあとに膝や首・腰にこわばりが生じますが、手がこわばることはありません。手がこわばり、中指や薬指など手足の小さな関節に圧迫痛が見られる病気としては関節リウマチがもっとも強く疑われます。従って、質問されている方の病気は関節リウマチかその仲間の病気の初期像であると考えられます。
関節リウマチは関節の腫れが6週間以上続いていることを確認してから病気の診断を確定することになっていますが、この初期の6週の間にリウマチの細胞の塊が関節を壊してしまう危険性があります。このことから最近では、関節リウマチを診断するに際して6週間にわたりじっくりと観察しないで早期に診断をし、早期から強力な薬を使って治すといった治療法が選択される傾向にあります。質問されている方はまだ初期の関節リウマチである可能性が最も考えられますが、また違った病気の可能性もあります。関節リウマチであれば強力な抗リウマチ薬で早期に治療して関節の変形などを未然に防ぐ必要がありますが、他の病気であれば抗リウマチ薬が効かないばかりか副作用の危険性にさらされてしまうことになります。したがって、今の状態の診断・治療を的確に行うことが大切となり、そのためにリウマチ科と標榜している病院や診療所で専門の先生の診察を受けて、必要に応じた適切な治療を受けられますようにお勧めいたします。
( 監修 / 林先生:東京都リハビリテーション病院院長 )
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