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骨と体のQ&A
質問
58歳の母が51歳の頃から関節痛に苦しみ、数年前に股関節の軟骨がなくなってしまって障害者手帳の交付を受けたのですが、手術は嫌がっています。手術以外の治療方法があれば教えてください。
答え
58歳のお母さまについて、軟骨が減って股関節痛の生じている状態と記述されていますので病気としては変形性股関節症に罹っておられるものと存じます。一般的に変形性股関節症は、生まれつき股関節が十分に体重を受けられないような形になっているうえ、お母さまのように中高年になってから、体重が増える、関節の軟骨が加齢により磨り減りやすくなる、まだまだ活躍しなければならない、などの条件が重なった場合に発病することが多いようです。
痛みが強く日常生活にも困難を来たす場合には股関節をすべて人工の関節に取り替える人工股関節全置換術が勧められますが、お母さまは何とか手術なしで治したいと願っておられるようです。手術なしで治すには、股関節への負担を減じるために食事制限などで体重を減らす、杖を付いて体重を手に分散する、プール内で歩いたり泳いだりして浮力により体重の負担を減らしつつ筋肉を強くするなどが有効です。また、痛み止めの薬を飲む、体内奥深くに存在する股関節を暖めるような理学療法を行う、なども有効です。
( 監修 / 林先生:東京都リハビリテーション病院院長 )
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