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骨と体のQ&A
質問
81才の父が骨粗しょう症と診断されました。痛い箇所は右足の付け根とのこと、で起きあがることも困難です。治療として朝一番の飲み薬(フォビスホスホネート製剤錠)と週一回の注射を三週間続けています。痛みを感じてから1ヶ月ほどで治療を始めましたので、すでに2ヶ月弱激痛を抱えていますが治療は変わらないようです。このままの治療法でよいのでしょうか。
答え
男性でも80歳を過ぎますと2人に1人は骨粗しょう症に罹りますので、骨粗しょう症と診断していただきフォビスホスホネート製剤の内服と骨粗しょう症の治療薬の注射を約3週間続けておられるとのこと、適切な診断・治療であると考えます。右足の付け根の痛みが骨粗しょう症に由来するものですと5-6週間の注射で軽くなることが多いですから、もう少し今の治療を継続されてはいかがかと考えます。その後も足の付け根の痛みが続くようですと、骨粗しょう症のために知らないうちに大腿骨頸部にヒビや骨折が生じたのか、肥満に伴い股関節の軟骨が磨り減って変形性股関節症が生じているのか、またアルコールの飲みすぎにより大腿骨頭の一部が死んでしまう特発性大腿骨頭壊死症を生じたのか、などの病態が考えられます。これらの病気は1回のレントゲン像では明らかに出来なくとも数週間後の検査で明確になることもあり、またこれらの病気では骨粗しょう症に対する注射薬では効果があがりません。したがって、痛みの経過が長引くようですともう一度先生に痛みのことを話され詳しく診ていただいては如何でしょうか。
( 監修 / 林先生:東京都リハビリテーション病院院長 )
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