20年程前、30代後半のころ、立ち上がった拍子に膝に激痛が走り動けなくなりました。その後良くなったり悪くなったりの繰返しで、今年はじめに整形外科に行き水を抜き、週一度の注射を5回打ってもらった結果随分と良くなりました。が、昨夜立ち上がる拍子にまた右ひざに激痛がはしり膝を伸ばすことが出来なくなりました。どんな病気なのでしょうか。
30歳代と比較的若い頃に膝に力を入れたとたん激痛が走り、膝が動かなくなった。同じようなエピソードが昨夜生じたとのことですが、膝を伸ばすことができなくなるのは膝関節の隙間に何かが挟まってしまったためと考えられます。挟まりますと激痛が走り、一時的に動かなくなりますが、。これをロッキング現象といいます。挟まるものとして最も考えられるのは、半月が傷ついていて関節内でひらひらと動いている、またはタラコやイクラのような丸い小さな軟骨の塊が関節内にたくさん出来ていて関節の隙間に挟まる、などです。この確認はMRIで軟骨の状態を調べる、関節鏡で関節内を直接観察する、などによります。もし引っかかるものがあれば、それを取り除きますと激痛とロッキングの恐怖から逃れられるでしょう。
( 監修 / 林先生:東京都リハビリテーション病院院長 )