骨と関節のQ&A・用語辞典
質問
妊娠すると体内のカルシウムが減って骨が弱くなるのですか?
答え
胎内で赤ちゃんが育つためには、様々な栄養が必要です。もちろんカルシウムも。だから赤ちゃんにカルシウムが奪われて、母親の骨が弱くなると思われがちです。しかし人間の体には自然の調節機能が備わっていて、上手にバランスがとれるようになっていますから、むやみと心配することはありません。実際に妊娠期間中の250日余に母体から胎児に移行するカルシウム量は27〜30g程度です。ですから、日本人のカルシウム摂取の基準量は1日600mgですが、妊娠中や授乳中は400〜500mg多く摂取することが望まれます。赤ちゃんのためにも自分のためにも「1日1100mgのカルシウム摂取」を目指しましょう。
( 監修 / 堀口 貞夫先生:主婦会館クリニック(からだと心の診療室) )
後援:日本骨粗鬆症学会 (C)yutakanahone-suishin-iinkai