骨と関節のQ&A・用語辞典
質問
40代で子宮筋腫のため子宮全摘出手術を受けました。閉経後は骨粗しょう症になりやすいでしょうか?
答え
子宮全摘出ということですが、卵巣がどうなっているかということが問題です。卵巣が片方だけでも残っており、エストロゲンの分泌がきちんと保たれていれば、骨量の変化も基本的に普通の方と同じであると考えられています。40代で子宮筋腫の場合、卵巣まで全摘出するということは他の合併症がない限りあまり考えられず、両方もしくは片方残しておくはずなので、骨粗しょう症になりやすいとはいえないと思います。
ただ子宮をとってしまっている方は月経がないので閉経の時期がわかりにくいのですが、血液検査で卵胞刺激ホルモン、黄体形成ホルモン量をチェックすることにより、閉経がおよそいつ頃であったかがわかります。手術を受けなかった方でも早期に閉経なさる方では40代前半に生理が止まる方もいらっしゃいます。子宮筋腫の手術を受けた後は48歳頃までは年に1回、それ以降は半年に1回程度検査を受けて、閉経を迎えたかどうかチェックすると良いでしょう。この血液検査は1般に婦人科か内分泌・代謝内科で受けることができます。
( 監修 / 和田 誠基先生:武蔵藤沢セントラルクリニック 院長 )
後援:日本骨粗鬆症学会 (C)yutakanahone-suishin-iinkai