骨と関節のQ&A・用語辞典
質問
「骨は生まれかわる」ということは歯も生まれかわるのでしょうか?
答え
骨は生まれてから死ぬまで代謝を繰り返して日々新しく生まれ変わっています。歯の表面を覆っているエナメル質については、口腔衛生状態が良好な場合、唾液中のカルシウムやリン酸、フッ素などを取り込むことにより、再石灰化という形で、虫歯などで失われた部分の修復が行われていることがあります。以前は、1旦虫歯になってしまうと、その部分を削って代用品を詰めない限り治らないといわれていましたが、現在では、歯の表面は組織レベルで再生しているので初期の虫歯は治ることが明らかとなってきたのです。その意味では歯の表面も生まれ変わっているといえるでしょう。ただし、虫歯のメカニズムと骨粗しょう症のメカニズムは全く違いますので、骨粗しょう症だからといって歯がボロボロになるとは一概には言えません。
( 監修 / 中原悦夫先生:協立歯科院長 歯学博士 )
後援:日本骨粗鬆症学会 (C)yutakanahone-suishin-iinkai