骨と関節のQ&A・用語辞典
質問
歯が弱いのです。同じカルシウムなので骨も関係あると思うのですが、骨粗しょう症とは関係がありますか?
答え
口腔内の病気としては歯周病がよく知られています。歯周菌による炎症が破骨細胞を活性化させて骨を溶かしてしまい、歯がグラグラするような状態になります。口腔の衛生状態が悪かったり、糖尿病などによって感染症を起こしやすくなったりすると歯周病になりやすいのですが、ただし、これは局所的な問題といえます。骨粗しょう症という病気は、基本的には全身の骨量が減ってしまい、骨の微細構造が変化し、もろくなって骨折しやすい状態というように定義されております。歯が弱いことで二次的に、例えばあまり食べられず良質のたんぱく質が不足して痩せてしまっているとか、小魚のようなものが食べにくくカルシウムの摂取量が減っている、ということで骨粗しょう症になりやすいことは考えられます。歯と骨粗しょう症は直接的な関係はあまりないかと思いますが正確に骨粗しょう症を診断してもらうために病院などで相談してはいかがでしょうか。
( 監修 / 和田 誠基先生:武蔵藤沢セントラルクリニック 院長 )
後援:日本骨粗鬆症学会 (C)yutakanahone-suishin-iinkai