骨と関節のQ&A・用語辞典
質問
足を曲げると膝の前でなく膝の裏側が痛くて正座ができません。変形性膝関節症の症状でしょうか。
答え
膝の裏の少し下の部位の痛みについてのご質問でほかの病気ではないとは完全には言い切れません。しかし、症状の全体像と病気の頻度から考えて変形性膝関節症の初期と捉えると95%は当たっているといえます。膝の裏に水が溜まることもあり、筋肉が交差することもあり、少し曲がった状態で固まることも多くなります。変形性膝関節症の初期では、階段を下りる際に痛む、膝の裏が痛んで長い間正座ができない、立ち上がった際に膝がこわばる、の3症状のいずれかを示します。自宅でのリハビリとしては、つかまって片足で立ち、膝でバランスを取ることにより太ももの前の筋肉を強くする、サポーターで保温する、使い捨てカイロで温めるなどが有効と考えます。太り気味の方は減量しましょう。
( 監修 / 菊池 啓先生:近畿大学堺病院整形外科教授 )
後援:日本骨粗鬆症学会 (C)yutakanahone-suishin-iinkai