骨と関節のQ&A・用語辞典
質問
祖母(84才)が腰の激痛の為に入院しました。腰もだいぶ曲がっています。骨粗しょう症と変形性脊椎症と診断されました。変形性脊椎症とはどのような病気ですか。激しい腰痛はどのくらい続くものでしょうか?また、痛みが引いた後リハビリ的な運動をすることによって良くなるものなのでしょうか?
答え
骨粗しょう症と変形脊椎症の両方に罹患しておられる高齢患者さんをよく見かけます。変形脊椎症は骨粗しょう症とは異なり、体を酷使したために背骨から腰の骨に棘が出て背骨の動きが悪くなる病気です。さらに進みますと、背骨と背骨との間の椎間板が潰れて痛みが出たり、骨の棘がお互いに結合して背骨の動きが非常に悪くなったり、棘が背骨の中を走る神経を圧迫して坐骨神経痛を生じたりします。一般的に腰痛は軽いことが多く、質問者の激しい腰痛は2-3週間でおさまると思いますが、まだまだ続くようですとほかに別の病気が潜んでいるのではないかを詳しく見てもらってください。コルセットや温めることが腰痛除去に有効です。お腹の筋肉、腰や背骨の筋肉を強くして、自分の筋肉によるコルセットを作るのが有効ですので痛みが引いた後はリハビリテーションとして腰背筋と腹筋を強化するエクササイズを始めてください。
( 監修 / 林 泰史先生:原宿リハビリテーション病院 名誉院長 )
後援:日本骨粗鬆症学会 (C)yutakanahone-suishin-iinkai