骨と関節のQ&A・用語辞典
質問
もうすぐ70歳です。70代ではどのくらいの骨量があれば良いのですか?
答え
理想を申し上げれば、若年成人平均値の70%以上がほしいですね。この数字は、現実的にはなかなか難しいようで、70代後半になると大部分の人は骨粗しょう症の領域に入ってきてしまいます。そのため、同年代の骨量と比較するのではなく、若年成人の平均値やご自分の以前の骨量と比較して、骨量を維持することに努めるのが大切です。もし骨量が減少して、数値やレントゲン写真でいえば骨粗しょう症になったとしても、くよくよする必要はありません。骨密度は著しく低く骨粗しょう症と診断されても、70代後半を迎えても1ヵ所も骨折していない方もいらっしゃいます。質問者は、良い70代を迎えるためにも日ごろの骨量維持や骨折予防、転倒予防に努めることが大切です。食生活、運動習慣、身の回りの工夫などしておきましょう。
( 監修 / 林 泰史先生:原宿リハビリテーション病院 名誉院長 )
後援:日本骨粗鬆症学会 (C)yutakanahone-suishin-iinkai