骨と関節のQ&A・用語辞典
質問
変形性関節炎と診断され、膝に水が溜まってはれています。おふろでのリハビリは痛むときにも行ったほうが良いですか。歩くことはいかがでしょうか。(68歳女性)
答え
膝関節に水が溜まって腫れているとのことですが、関節痛がひどくどうしても歩けないのであれば無理をする必要はありません。歩くのに支障のない程度の変形性膝関節症であれば歩くことにより太腿の前の筋肉が強くなり、歩くことが病気を治す作用として働きます。しかし、体重が平均体重よりも重い場合は歩くことにより膝の痛みが増してしまうこともありますので、まず最初は体重減少に努め、その後に歩いてください。歩く距離の目安にもなりますので、万歩計をつけて1日に8,000歩から10,000歩を目標に歩いてみてください。
風呂にゆっくりと使って膝をあたためる、膝がぐらつかないようにバーつきのサポーターを装着する、医師にお願いして足底板を作るなどリハビリテーションの手法でも痛みは減ります。それ以外に痛むときは椅子に腰をかけて膝下が床と平行になるまで数秒間つまさきをあげているといった大腿四頭筋筋力増強訓練をするのも効果的です。
( 監修 / 林 泰史先生:原宿リハビリテーション病院 名誉院長 )
後援:日本骨粗鬆症学会 (C)yutakanahone-suishin-iinkai