骨と関節のQ&A・用語辞典
質問
現在私は30歳です。22歳の初めての妊娠時、26歳の2度目の妊婦健診でどちらも骨密度検査で要注意となり、先日の検査で1480m/secの平均の70%という結果でした。今の状態は「骨量減少」のようですが、30歳で70%は、大丈夫なのでしょうか。生活改善だけでなく、医師に相談した方が良いのでしょうか?
答え
質問者の方は30歳女性で、骨密度検診の結果が若い人の平均値の70%、骨量減少と判定されたため生活改善で様子を見るか、医療機関を受診すべきかを迷っておられます。指摘は要指導ですので、今後は指導を受け、その内容に沿った日常生活をすることが望まれます。質問者は2人のお子さんを出産されたため、1人の子どもに骨からカルシウムを平均32g与えられた結果、骨密度が減少したのかもしれません。一般的には、出産しても妊娠中にカルシウムをしっかりと摂る、適度に日光浴をする、などにより食べ物に存在するカルシウムは効率よく骨に蓄えられるため、母親の骨量は減少しません。しかし、1〜2年間と短期間に子どもが何人か生まれた、妊娠中の食事摂取が不十分、日光浴や運動が不足、長期間の授乳継続、などの状況が重なりますと稀に骨量が低下する例があります。質問者の方は子育てが夢中で、自分の体を労る余裕が少ないでしょうが、生涯健康に暮らすため指導に沿って骨を強くしてください。
( 監修 / 林 泰史先生:原宿リハビリテーション病院 名誉院長 )
後援:日本骨粗鬆症学会 (C)yutakanahone-suishin-iinkai