骨と関節のQ&A・用語辞典
質問
小学校6年生でサッカーチームに入っている息子が、練習後に踵の痛みや股関節の痛みを訴えるようになりました。対処法を教えてください。医療機関に行ったほうが良いでしょうか。
答え
サッカーでは蹴る、走る・ジャンプをする、といった動作を繰り返しますが、他のスポーツと異なる点はインサイドキックでボールを強く蹴ることです。この際に股関節を捻りますので、もともと股関節の動きが悪い体質では骨盤周辺に無理が生じて障害が起こることがあります。また激しくジャンプをしたり、走りこんだりしますと踵に付着しているアキレス腱や踵の骨と足の骨とを結んでいて足底アーチを形作っている足底筋膜に炎症が生じます。これらをアキレス腱周囲炎、足底筋膜炎といいます。このようなスポーツ障害であれば、年齢も若いことですし、1-2週間にわたって痛くない部位の筋力強化などを続けながら、蹴る・走る・ジャンプをするなどを控えるようにお勧めします。足の痛みの原因として繰り返し走りこむことで足の骨が疲労状態に陥って疲労骨折を生じることがあります。この場合は1-2週間の休養で痛みは減りますが使い始めますと再び痛みが生じてきますので、痛みの原因が炎症なのか骨折なのかを明確にするために、自分の判断で2週間ほど調整したのち痛みがぶり返すようですと整形外科の先生に診ていただくことをお勧めします。
( 監修 / 林 泰史先生:原宿リハビリテーション病院 名誉院長 )
後援:日本骨粗鬆症学会 (C)yutakanahone-suishin-iinkai