骨と関節のQ&A・用語辞典
質問
お姉さん座り(正座の足を外側に崩す状態)や正座をして、立ち上がる時に痛みがあり、立ってもひざが伸ばせず、しばらく動けません。時間がたつと、痛みが無くなり普通に歩けるのですが…。どのような病気が考えられますか。
答え
ひざ関節は、通常、真っすぐ伸びた状態から正座やしゃがみ込みのようにお尻と踵がくっつく角度まで曲げることができます。しかし、ひざの屈伸の角度は人それぞれの持つ関節の柔らかさや日々の生活習慣によって影響を受けます。例えば、普段から椅子の生活が中心の欧米の人にはひざ関節に異常が無くても正座ができない人が多く見受けられます。一方、年齢と共に生ずる変形性ひざ関節症ではひざ関節が徐々に硬くなり、正座やしゃがみ込みがやりにくくなります。今回の質問のように正座から立ち上がった時の痛みはひざ関節の硬さによる症状と考えられます。必ずしもひざの病気とは限りませんが、心配な場合には整形外科の医師の受診をおすすめします。
( 監修 / 大森 豪先生 : 新潟医療福祉大学健康科学部健康スポーツ学科 教授 )
後援:日本骨粗鬆症学会 (C)yutakanahone-suishin-iinkai