骨と関節のQ&A・用語辞典
質問
近所のクリニックで、足の超音波検査をして骨粗しょう症と診断されました。違う病院で精密な検査を受けてみたいのですが、レントゲン写真を多く撮るようなので、レントゲンの副作用が心配です。検査を受けるにあたり注意することなどありましたら、教えてください。52歳で、骨年齢は68歳と出ました。
答え
質問されている52歳の方は踵の骨を測定する超音波骨密度測定法で低い値を示し、骨粗しょう症と診断されたようです。骨密度測定法としては世界的に信頼されているDXA(デキサ)法のほか超音波法等があり、日本ではいずれの検査法も信頼できるとして医療保険の適応となっています。もしレントゲン線を使ったDXA法で腰椎と大腿骨頸部の骨密度を計測されても胸のレントゲン検査をするよりも浴びる放射線量は少ないです。しかし、骨密度値の正しさを判断するため腰椎のレントゲン像などと照合する場合が多く、その時はレントゲン線の被曝量は増えます。健康な人が理由もなくレントゲン線を浴びるのは良くないですが、病気を正しく診断し、的確な治療に結びつけるための被曝は病気による体への悪影響よりも少ないことから、医療機関ではレントゲン検査をして治療していることをご理解下さい。DXA法の検査やレントゲン検査に際して自分で予め注意することはありません。
( 監修 / 林 泰史先生:原宿リハビリテーション病院 名誉院長 )
後援:日本骨粗鬆症学会 (C)yutakanahone-suishin-iinkai