骨と関節のQ&A・用語辞典
質問
立ち上がった拍子にひざに激痛が走り動けなくなりました。その後、良くなったり悪くなったりを繰返しています。半年ほど前に整形外科に行き水を抜き、週1度の注射を5回打ってもらった結果随分と良くなりました。が、昨夜、立ち上がる拍子にまた右ひざに激痛がはしり、ひざを伸ばすことが出来なくなりました。どんな病気なのでしょうか。
答え
ひざに力を入れたとたんに激痛が走り、ひざが動かなくなったとのことですが、ひざを伸ばすことができなくなるのはひざ関節の隙間に何かが挟まってしまったためと考えられます。挟まりますと激痛が走り、1時的に動かなくなります。これをロッキング現象といいます。挟まるものとして最も考えられるのは、半月板が傷ついていて関節内でひらひらと動いている、またはタラコやイクラのような丸い小さな軟骨の塊が関節内にたくさん出来ていて関節の隙間に挟まる、などです。この確認はMRIで軟骨の状態を調べる、関節鏡で関節内を直接観察する、などによります。もし引っかかるものがあれば、それを取り除きますと激痛とロッキングの恐怖から逃れられるでしょう。
( 監修 / 林 泰史先生:原宿リハビリテーション病院 名誉院長 )
後援:日本骨粗鬆症学会 (C)yutakanahone-suishin-iinkai