骨粗鬆症

子供の骨を守る -3-

おとなと違う子供の骨


骨子どもの骨はおとなと違って、急激に成長し、体積が増えるという特徴を持っています。
骨量(骨密度)は子どもの頃から成人にむけて徐々に上昇するものと思われがちですが、急激に骨の体積が増える成長期には骨の石灰化、いわゆる骨化が追いつかず、一時的に骨密度が減る時期があります。
全ての骨にこの現象が起こるわけではありませんが、上腕の「橈骨」の端の骨密度は11歳くらいに一度下がり、それからまた上がってくるということが判ってきました。
この時期と子どもの骨折の増える年齢とが一致しています。出来上がった形の中での骨密度の減少という成人の骨粗鬆症とは根本的に異なりますが、骨密度の減少により一時的ではあっても骨が弱くなる年ごろというのがあるわけです。
骨の体積や密度が急増する成長期の骨は、成人とは異なる危険因子に影響されます。
 
その危険因子とは

牛乳・太陽●運動不足
●日照不足
●やせ(低栄養)、摂食障害(拒食症)
●未熟児
●基礎疾患
●薬剤投与(ステロイドなど)
●その他
などですが、改善しやすく、しかも子どもには成人以上に大きな効果が期待できるのが「栄養」と「運動」です。



( 監修/時田章史先生:時田げんきクリニック )

協力:暮しの手帖社, 後援:日本骨粗鬆症学会 C yutakanahone-suishin-iinkai