骨粗鬆症

リンやマグネシウムも大切なポイント

骨に大切なリンも摂りすぎはマイナス

ミネラルの1種であるリンはカルシウムとともに骨や歯の土台をつくっています。骨や歯がかたいのは、リンがカルシウムと結びついてハイドロキシアパタイトという結晶成分となっているからです。したがって不足すると骨が弱くなるわけですが、これは非常にまれで、リンが不足することは通常の食事をしていればまずありません。(健常人ではこのような事実はほとんどないかと思います。腎不全など特殊な病態では関与するかも知れません。)

骨にプラスのミネラルやビタミン

マグネシウムは最近さまざまな面から注目されているミネラルですが、骨の健康にも欠かせないことがわかっています。マグネシウムはカルシウムの恒常性を維持する副甲状腺ホルモンの分泌を左右し血液中のカルシウムを維持する上で重要な働きをし、体内のビタミンD活性化にも関与するといわれています。マグネシウムは玄米や小麦胚芽、緑黄色野菜、ナッツ類、乳製品などに豊富に含まれています。

その他、亜鉛や銅、マンガンなどの微量栄養素、ビタミンKなどもじょうぶな骨づくりに役立ちます。バランスの良い食事の必要性はこんなところにもあるのです。


(監修/和田誠基先生:武蔵藤沢セントラルクリニック 院長)
後援:日本骨粗鬆症学会 (C)yutakanahone-suishin-iinkai