骨粗鬆症

じょうぶな骨をつくるために

骨粗鬆症を予防したり、治したりしたいけれど、じょうぶな骨をつくるコツってあるのかしら?と思っていらっしゃるあなた……大丈夫です。ある程度なら骨量を増やして骨をじょうぶにすることはいくつになってもできます。


コツの1 カルシウムをたっぷり摂ること

カルシウムは比較的摂りにくい栄養素です。日本人全体の栄養状態をみても、他の栄養素は十分摂れているのにカルシウムだけは不足しています。骨の主成分はカルシウム。カルシウムをたっぷり摂ることが、じょうぶな骨づくりの第一歩です。カルシウムを十分量取ることで閉経後骨から失われるカルシウムを減らすことができます。1日最低でも600mg、理想的には1000mgともいわれています。

コツの2 カルシウムを吸収させること

カルシウムはまた吸収されにくい栄養素です。吸収率が一番良いといわれる牛乳でも約50%程度。たいていの食品では半分に満たない量しか吸収されません。せっかく摂ったカルシウム、しっかり吸収して骨にため込みたいものですね。腸でのカルシウム吸収を高めるのに活躍するのがビタミンDです。ビタミンDは食品に含まれているほか、日光にあたることによって皮膚でもつくられます。ですから骨粗鬆症を防ぐためには適度な日光浴も必要です。

コツの3 骨に刺激をあたえること

収されたカルシウムは、骨に刺激を与えることで骨に取り込まれやすくなります。刺激をあたえるのはなんといっても運動。といっても大げさなものではなく、立ったり、歩いたり、活発な日常生活を送ることで十分です。運動不足になると、骨のカルシウム量が減ったり、骨を支える筋肉も弱まったり、骨折の危険も高まります。散歩やウォーキングなどは、じょうぶな骨づくりにはぴったりの運動といえますね。また腰痛症やひざの持病がある方はプールでのウォーキングなどを利用してみてはと思います。

(監修/和田誠基先生:武蔵藤沢セントラルクリニック 院長)
後援:日本骨粗鬆症学会 (C)yutakanahone-suishin-iinkai