骨粗鬆症

骨粗鬆症を見つける方法「骨密度検査」

骨粗鬆症の診断


骨粗鬆症で発生しやすい骨折骨粗鬆症が病気として発見されるには、骨密度検診などで問診や骨量測定をしてはじめて・・・という場合が多いようです。これは骨粗鬆症が発症した初期には「症状がない」ことが多く、骨粗鬆症を見つけるために病院などに行くことは少ないためです。

骨密度検診などで問診や骨量測定をし、「骨粗鬆症の疑い」がある場合には病院や診療所で詳しく検査をします。その時点では問診、X線写真や他の部位(主として腰)の骨量測定を実施します。

原発性骨粗鬆症の診断手順
又、最近では骨の新陳代謝の状態を、尿を取って調べる検査(骨代謝マ-カ-の検査)があります。この検査によって同じ骨粗鬆症の種類の中でも、今後も急激に骨量が減るタイプか、骨量の減少が緩やかなタイプかを判断することができます。



背中が曲がったり、腰が痛いのは年齢のせいにしていませんか?


背中や腰の痛み、背中が曲がっているような場合にも骨粗鬆症が発見されることがあります。このような症状が出る場合には、骨粗鬆症の病気が進行していることが考えられます。

しかし痛みがある場合には、それが骨粗鬆症によるものか、別の病気によるものかを判断する必要があります。

この場合にも同じ様に問診や骨量を測定したり、X線写真で骨の状態を調べたりします。背中が丸くなっている場合や、X線写真で既に骨折を起こしていることが発見されるような場合には腰椎の骨量を測定することができません。そのようなときには、踵(かかと)や腕の骨を測定して診断します。



問診は色々な病気と区別するために大切です。


問診では、骨粗鬆症に関する色々なことを医師から聞かれます。これは骨粗鬆症かそれ以外の病気かを診断するのに有効な情報です。「何でそんな事を聞くの?」と思わずに、なるべく正確に答えることが大切です。医師の質問の1つ1つこのような意味があります。


問診票:骨の健康を知る第一歩です

1. 若い頃(20代)より身長が低くなっていますか?
2. 背中が丸まってきていませんか?
3. 腰痛や背中が痛むことがありますか? どんな時に痛みますか?
4. 家族(親、兄弟、姉妹)の中に骨粗鬆症と診断された人がいますか?
5. カルシウムをたくさん取っていますか?
6. ビタミンD製剤やカルシウム製剤を飲んでいますか?
7. 定期的に運動をしていますか?
8. いままでに治療を受けた病気、治療中の病気がありますか?
9. 骨折したことがありますか?
10.月経はありますか?


(監修 / 林先生:原宿リハビリテーション病院 名誉院長 )
後援:日本骨粗鬆症学会 (C)yutakanahone-suishin-iinkai