検診で骨量測定をしたら・・・。
保健所や健康センターあるいは病院で検診として骨量測定をする機会がありませんか?その検査の結果、「骨量が減少しています。」「同年代の方よりも骨量が少なめです。」と言われることがあります。その場合には精密検査を勧められ、専門病院を紹介されることでしょう。「どこも悪くないのに・・・
・・・ 」と不思議に感じたり、「私はひょっとして骨粗鬆症かしら????」と不安になったりする方もいらっしゃいます。そのようなときには、1度きりの検査の結果を気にしてご自分で悩んだり、骨粗鬆症と決め付けたりしないで紹介された病院での再検査をおすすめします。病院を紹介されなかった場合でも、気になる方は、近くの専門医を受診するほうが良いでしょう。
紹介された病院では骨粗鬆症に関連する詳しい検査を行います。検診ではかかとなどの骨で骨量測定をすることが多いですが、ここでは、背骨や全身の骨を測定したり、骨のレントゲン写真を撮ったり、複数の検査から骨粗鬆症の診断を行います。また、尿を採取して、骨の新陳代謝の状態を見るために骨代謝マーカーを測定する場合があります。さらに、骨量が他の病気で減少している可能性もありますので、他の病気との鑑別診断するために血液検査や、問診を行います。
骨量を減少させる病気が否定され、骨粗鬆症であることが診断された場合には、骨粗鬆症の治療を開始します。患者さんにあわせて、お薬―食事―運動の3つを組み合わせて治療をします。治療の目処が立った場合には患者さんが通院しやすように近くの病院・医院を紹介することもあります。
(監修/細井孝之先生:国立長寿医療センター先端医療部)
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