骨粗鬆症

早期治療は必要?

日常生活でカルシウム摂取や運動に心がけていても、どうしても薬に頼らなければならないくらい骨量の減少がすすんでいる場合があります。

しかしどのような場合でも、発見され、治療を受ければ、それ以上の骨量減少をある程度おさえ、容易に骨折を起こしやすい骨量まで減少する時間を遅らせることができます。さらに、最近では、一旦低下した骨量を増加させ、骨折の危険性を半分以下に低下させる薬も実用化されています。骨粗鬆症は骨折(背骨や足)をすることが、QOLを低下させる一番の原因になりますので、骨折を防ぐ効果のある薬を使用します。

背骨を1つ骨折すると、新たにもう1つ骨折を起こす危険性が増しますから、治療の必要性は高くなります。さらに、背骨の骨折を起こしている人は足の骨折を起こすリスクが高いと言われています。このような点から、発見された場合にはやはり治療が必要となるわけです。

ただし、どの薬にも「効果」と「副作用」がありますので、医師の指示に従って正しく理解をして服用する必要があります。分からないこと、不明なことは必ず医師や薬剤師さんに聞いてみてください。

現在、使用できる骨粗鬆症の治療薬は7種類以上あり、患者さんの病態にあった薬剤を選択します。そのため、飲みにくい場合や薬を飲んで体調が悪くなった場合でも、他の種類の薬剤に変更できる場合がありますので、必ず医師や薬剤師さんに連絡、相談して積極的に治療に参加してください。

薬に関する詳しい情報は「薬剤の種類と副作用」をご参照ください。


(監修/細井孝之先生:健康院クリニック 副院長)
後援:日本骨粗鬆症学会 (C)yutakanahone-suishin-iinkai