骨粗鬆症

骨量が減る理由を理解する

骨量の減少にはいくつかのポイントがあります。女性の一生と骨量の推移を理解すれば、なぜこの時期に骨量が減少するかが分かります。

女性の骨はホルモンの影響を大きく受けています。女性の骨量は、骨格の完成する思春期まで急激に増加したのちにもゆっくりではありますが20代半ばまで増え、30代後半まで維持し、閉経によってエストロゲン(女性ホルモン)の分泌が急に低下してしまうと、骨からカルシウムが溶け出す作用をコントロールしきれず、骨量が急に低下しはじめます。閉経後の5~10年間は著しく減少する時期です。これは女性であれば誰にでもおこることでやむを得ないともいえますが、食事や運動である程度はその減少を抑えられます。その後も加齢とともに骨量は減少しますが、その程度は緩やかになります。

この時期も食生活や運動に気を配ることがたいせつです。
このように一度増えた骨は加齢と共に減少する一方です。そのため、成人して最大骨量を迎えた後の生活で共通して言えることは、普段から、しっかりカルシウムを摂取することを心がけ、適度な運動を行うことです。

詳しくは「女性の一生と骨量の推移」を参照ください。


( 監修/細井孝之先生:健康院クリニック 副院長 )
後援:日本骨粗鬆症学会 (C)yutakanahone-suishin-iinkai