五十肩(肩関節周囲炎)の診断と治療
五十肩(肩関節周囲炎)の診断方法
検査では特異的な所見に乏しいため、除外診断を行う。
・X線撮影・・・特異的な所見なし(写真1参照)
・関節造影・・・関節容量の低下(写真2参照)
・超音波・・・・特異的な所見なし
・MRI・・・・特異的な所見なし(写真3参照)

五十肩(肩関節周囲炎)の治療方法
疼痛が主体で拘縮は疼痛による場合
| ・局所の安静 | |
| ・薬物療法…… | ステロイド・ヒアルロン製剤の注射、 非ステロイド消炎鎮痛剤、湿布など |
| ・理学療法…… | 温熱療法中心であるが、急性期で疼痛が強い時は冷却療法(アイシング)の併用も効果的である。 |
関節拘縮が主体の場合
| ・理学療法…… | 運動療法が中心 |
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| 健常な側を固定し、痛みのある側の腕で1~2kgのダンベルを下げて円を描くように回す。 | 棒を持ち、健常な側の腕で痛みのある側の腕を押し上げる。痛みを感じるが、痛みの頂点の少し手前で止めるのがよい。 | 肩甲胸郭を動かす療法で、専門家が行う。 |
拘縮が高度なものには、透視下関節内パンピング(局所麻酔剤入りの生理食塩水で関節包を広げるように注入を繰り返す)、鏡視下関節受動術(麻酔下に関節鏡を挿入して癒着を剥離する)などが行われる。
( 監修:斎藤 明義先生/駿河台日本大学病院整形外科科長 スポーツ・健康増進クリニック室長 )
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