関節痛〜ひざ・肩〜

関節の痛みの原因

関節は骨と骨のつなぎ目で、動くこと(可動性)と支えること(支持性)という2つの大切な働きを持っています。わたしたちの身体には約140もの関節があり、それぞれの部分で関節の大きさや形は少しずつ異なっています。関節痛とは、何らかの原因で可動性と支持性という関節の基本的な働きが障害されたときに起こってきます。

加齢による関節の変化

私たちの身体は、加齢とともに様々な身体機能が少しずつ低下してきます。関節は骨と骨のつなぎ目で、身体を動かす機能(可動性)と身体を支える機能(支持性)の2つの大切な働きを担っており、日常生活動作において常に動き、体重を支えるという過酷な環境にさらされています。

関節の加齢による変化は、関節表面を覆っている軟骨の磨耗(まもう:すり減り)や変性(へんせい)に始まりやがて土台の骨そのものの変形を生ずるようになり、これを変形性関節症(へんけいせいかんせつしょう)と言います。

変形性関節症ではその進行の程度によって関節炎(かんせつえん)という炎症が生じ、関節の痛みや腫れなどの症状が現れます。また、骨折や靱帯損傷、軟骨損傷など関節の大きな外傷の後では、比較的早期に変形性関節症の変化が生ずることがあります。

その中で、最も頻度が高いもののひとつが、変形性ひざ関節症です。

( 監修 / 大森 豪 先生:新潟医療福祉大学健康スポーツ学科 教授 )
後援:日本骨粗鬆症学会 (C)yutakanahone-suishin-iinkai