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「ずっと元気」は骨の健康から−骨粗鬆症を知る−

骨粗鬆症の治療薬

骨は骨芽細胞による骨形成と破骨細胞による骨吸収により定期的につくられたり壊されたりしています。薬には、骨の吸収を抑える作用をもつ薬と形成を促す作用をもつ薬とがあります。

本邦で用いられる骨粗鬆症治療薬

ビタミンD3製剤
骨の強度を改善して骨の壊れるのを抑えて骨を強くします。さらに、日本だけではなく外国も含めて、学問的にビタミンDには筋肉の増強による骨折予防作用もあることが、ここ数年間で分かってきました。

活性型ビタミンD3製剤の薬理作用

女性ホルモン
女性ホルモンは健康に良いといわれていましたが、実際には良くないのではないかという記事が3年ほど前に新聞に出ました。今までは日本人の女性では2〜3%の人がホルモン療法をしていませんが、アメリカでは40%の人が健康食品と同じ感覚でホルモン療法をしていました。ところが、データーからホルモンを使うとホルモンを使ったことのない人に比べていくつかの病気の発生リスクが高まることが分かりました。(詳しくは、日本産婦人科学会のホームページ

ビスホスホネート製剤
破骨細胞に働いて骨が壊れるのを抑えます。最近では、骨折が予防できるということがわかってきました。さらに、薬剤によっては一定期間の服用してから服用をやめても、部位によっては、しばらく骨が増えるものもあります。飲み続けなくてもある程度の効果が期待できるというのは、患者さんにとっても医療費抑制の面でも有効といえます。

選択的エストロゲン受容体モジュレーター(SERM)
閉経後に骨が減るのは、女性ホルモンの分泌が減少し、骨の吸収度合いが大きく、骨形成が間に合わないからです。このような骨の代謝回転を抑えます。SERMは女性ホルモンと同様に女性ホルモン受容体について女性ホルモンと同じように、コレステロールも下げて骨を増やす作用をします。SERMは、女性ホルモンと構造が似ていますが化合物ですので、女性ホルモンのような乳がんのリスクはありません。それどころか、乳がんの予防ができ、子宮にも安全です。


理想的なSERMのプロファイル
SERMのコンセプト

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三越・女性の健康広場セミナー「『ずっと元気』は骨の健康から−骨粗鬆症を知る−」
 ・なぜ脊椎動物に骨があるか
 ・転びやすい人はどんな人?
 ・骨粗鬆症と骨折
 ・骨密度と骨粗鬆症
 ・骨粗鬆症の診断
 ・骨粗鬆症の危険因子と予防
 ・骨粗鬆症の治療薬
 ・まとめ